結論: 会員登録フォームで取得した情報は、Shopifyの標準機能(顧客セグメント・ディスカウント・Shopify Flow・Shopify Messaging)と組み合わせると、追加のアプリなしで施策に使えます。この記事では、Howdyで取得した誕生日・住所・同意・会員種別を使う設定例を7つ、手順つきで紹介します。
この記事の要点
- 誕生月クーポンは「顧客セグメント → ディスカウントの利用資格 → Shopify Messagingで予約配信」の3ステップ
- 誕生月の顧客タグはShopify Flowで自動付与できる
- 会員ページのバナーは顧客タグで出し分けできる。メールを読まないお客様にもログインのたびに案内が届く
- 郵便番号からの住所自動入力と、登録時点の住所チェックで、配送先の入力ミスが減る
- 会社情報の取得と複数フォームで、法人と個人の登録を分けられる
活用例1: 誕生月のお客様にクーポンを送るには?
会員登録フォームで誕生月を取得し、顧客セグメントで絞り込んだお客様だけが使えるディスカウントを作り、Shopify Messagingで配信します。
- 「設定」→「カスタムデータ」→「お客様」で、ネームスペースとキー
custom.birth_month、タイプ「単一行のテキスト」の定義を作る - Howdyの会員登録フォームで「カスタム項目を追加」を押し、選択肢に「1月」〜「12月」を登録する(定義側の検証に登録した表記と、全角・半角まで同じにする)
- 「お客様」→「セグメント」で
metafields.custom.birth_month = '7月'の条件でセグメントを作る - 「ディスカウント」で割引を作り、利用資格に手順3のセグメントを選ぶ
- Shopify Messagingのテンプレートから「誕生日」を選び、手順4のディスカウントを関連づけて、セグメント宛てに配信を予約する
テスト用のお客様で、セグメントに正しく入ることとメールの内容を確認してから本配信します。
出典: Howdyヘルプ「誕生月を取得して誕生日割引クーポンを発行する方法」
活用例2: 誕生月の顧客タグを自動で付けるには?
誕生日を「日付」タイプで取得している場合は、Shopify Flowで登録時に誕生月のタグを自動で付けられます。タグが付くと、セグメント・ディスカウント・メール配信のすべてで「誕生月のお客様」を条件に使えます。
Shopify Flowのワークフローの構成です。
- トリガー: Customer created
- 変数: 誕生日のメタフィールドを選び、変数名を
birthdayにする - 条件:
birthdayが存在する - アクション「Run code」: 誕生日から月を取り出し、
monthTag(例: 7月)を出力する - 条件:
monthTagが空でない - アクション「Add customer tags」:
{{ runCode.monthTag }}を付与する
新規のお客様が登録した時点で自動実行されます。既存のお客様にまとめて付ける場合は、顧客セグメントで誕生月ごとに絞り込み、一括編集でタグを付けます。
出典: Howdyヘルプ「誕生日施策で誕生月の顧客タグを付ける方法」
活用例3: 会員ページの案内を会員ランクごとに変えるには?
Howdyのバナー画像ブロックをプロフィールページに置き、表示条件に顧客タグを指定します。VIPタグのお客様にはVIP限定の案内、タグのない新規のお客様にはウェルカムの案内、という出し分けができます。
- バナーにはリンクを設定できるので、限定商品のコレクションやキャンペーンページへ直接移動できる
- 画像の比率を選べるので、スマートフォンでも案内が切れずに表示できる
メールを開かないお客様にも、ログインするたびに案内が表示されます。誕生月のタグ(活用例2)と組み合わせると、誕生月だけ表示されるバナーになります。
活用例4: 配送先の入力ミスを減らすには?
Howdyの「一般設定」で「住所の自動入力」をありにすると、郵便番号を入力した時点で都道府県・市区町村・町名が自動で入ります(日本の住所に対応)。お客様が入力するのは番地と建物名だけになります。
さらに、チェックアウト住所バリデーターアプリと連携すると、会員登録の時点で住所の形式をチェックできます。購入手続きで住所エラーになって入力し直す手間がなくなります。
出典: Howdyヘルプ「住所の自動入力設定方法」/「チェックアウト住所バリデーターアプリ連携」
活用例5: 利用規約への同意を記録するには?
「真または偽」タイプの顧客メタフィールドを作り、Howdyの会員登録フォームで必須のチェックボックスにします。表示ラベルにはリンクを書けるので、次のように書くと規約ページを別タブで開いてから同意できます。
<a href="規約ページのURL" target="_blank"><u>利用規約</u></a>、<a href="プライバシーポリシーのURL" target="_blank"><u>プライバシーポリシー</u></a>への同意
同意の値は顧客メタフィールドに保存されるため、「お客様」の画面で同意済みかどうかを確認できます。
活用例6: 登録直後にキャンペーンページへ案内するには?
会員登録フォームの送信後のリダイレクト先を指定できます。新規登録の直後は「初回クーポンの案内ページ」、ログインの直後は「元いたページ」のように、登録とログインで別の飛び先にできます。
登録直後は最もページを見てもらえるタイミングなので、会員特典の説明やおすすめ商品のコレクションを置くと、登録から初回購入までの間隔が短くなります。
出典: Howdyヘルプ「フォーム入力後のリダイレクト先をコードで指定する方法」
活用例7: 法人のお客様の登録を分けるには?
会員登録フォームを複数作り、リンクごとにフォームIDを指定して、開くフォームを分けます。法人向けのフォームには会社名・部署・担当者名の項目を置き、個人向けのフォームには誕生日や好みの項目を置く、という使い分けができます。
取得した会社情報は、会社メタフィールドのブロックとしてプロフィールページに表示できます。B2Bの取引先が自分の会社情報を確認・更新する画面になります。
出典: Howdyヘルプ「複数フォーム導入」/「会社メタフィールドをプロフィールページに設定する方法」
よくある質問
新しいお客様アカウントのことなら、お気軽にご相談ください
誕生日や住所を使った施策、取得する項目の決め方、Shopify Flowとの組み合わせはご相談いただけます。顧客メタフィールドの作成、会員登録フォームの項目設定、プロフィールページのブロック配置は、Howdyの専任チームが無料で代行します。