従来のお客様アカウントから移行する前に確認する5つのこと

従来のお客様アカウントから移行する前に確認する5つのこと

結論: 従来のお客様アカウントから新しいお客様アカウントへ切り替える前に確認するのは、①テーマ内の独自カスタマイズ、②会員登録で取得している項目、③MultipassやSSOの利用、④既存のお客様への案内、⑤切り替え日と30日の切り戻し期間、の5つです。この5つを表にしてから切り替えると、切り替え当日に会員登録フォームが消えて慌てることがなくなります。

この記事の要点

  • テーマ(Liquid)で作った独自のログイン画面・登録フォームは、アップグレード前に削除する
  • 会員登録で取得している項目を一覧にし、顧客メタフィールドの定義に置き換える
  • MultipassとLiquidの会員ページは新しいお客様アカウントでは使えない。代わりの手段を決める
  • 既存のお客様は登録し直し不要。次回ログインから認証コードになることを案内する
  • 30日以内は元に戻せる。切り替え日は注文が少ない曜日に置く

確認1: テーマに独自のカスタマイズが入っていますか?

従来のお客様アカウントで、テーマのLiquidを編集して独自のログイン画面や登録フォームを作っている場合、新しいお客様アカウントでは動きません。Shopifyのアップグレードガイドでは、独自のログイン体験・登録体験はアップグレード前にテーマから削除するよう案内されています。

確認する場所は次の3つです。

  • テーマの customers/register.liquidcustomers/login.liquidcustomers/account.liquid(またはこれらに対応するセクション)
  • ヘッダーやフッターのログインリンクの飛び先
  • 会員ページに置いている独自のブロック(ポイント表示・会員ランク・お知らせなど)

削除した機能のうち、引き続き必要なものはアプリブロックで置き換えます。会員ページの編集ブロックとバナー表示はHowdyで用意できます。

出典: Shopifyヘルプセンター「お客様アカウントのアップグレード」

確認2: 会員登録で取得している項目は何ですか?

現在の登録フォームで入力してもらっている項目を、すべて一覧にします。新しいお客様アカウントの標準機能はメールアドレスと認証コードだけで登録が完了するため、それ以外の項目は顧客メタフィールドとして定義し、会員登録フォームアプリで入力欄を用意します。

項目の例 新しいお客様アカウントでの保存先 Howdyでの扱い
氏名・電話番号・住所 Shopifyの顧客情報(標準項目) 「Shopify項目を追加」で入力欄を置く
誕生日 顧客メタフィールド(タイプ: 日付) 「カスタム項目を追加」で入力欄を置く
利用規約の同意 顧客メタフィールド(タイプ: 真または偽) 必須のチェックボックスにし、規約ページへのリンクを付ける
性別・年代・会員種別 顧客メタフィールド(選択肢つきのテキスト) プルダウンで選ぶ形にする
メルマガの受け取り Shopifyのマーケティング同意 フォーム内のチェックで取得する

一覧ができたら、項目ごとに「必須か任意か」「登録後にお客様自身が変更してよいか」を決めておくと、Howdyの設定がそのまま進みます。取得項目の決め方はご相談いただけます。顧客メタフィールドの作成とフォームの項目設定は、専任チームが無料で代行します。

設定の手順は新しいお客様アカウントに会員登録フォームを設置する手順(Howdy)にまとめています。

確認3: MultipassやSSOを使っていますか?

Multipassによるシングルサインオンは、新しいお客様アカウントでは使えません。会員制サイトや自社アプリと連携している場合は、代わりの方法を先に決めます。

  • Shopify Plusのストアは、外部IDプロバイダー(自社の認証基盤)を接続してログインできる
  • それ以外のプランでは、メールアドレス+認証コード・Shop・Google/Facebookのログインを使う

外部IDプロバイダーでログインする構成では、お客様がアカウントからメールアドレスを変更できない点も、あわせて確認しておきます。

出典: Shopifyヘルプセンター「新しいお客様アカウント」

確認4: 既存のお客様にはどう案内しますか?

既存のお客様の購入履歴・プロフィール・住所は、そのまま新しいお客様アカウントに引き継がれます。変わるのはログインの方法だけで、次回からパスワードの代わりにメールアドレスに届く6桁の認証コードを入力します。

案内文には次の3点を入れると、問い合わせが減ります。

  1. ログイン画面でメールアドレスを入力すると、認証コードがメールで届くこと
  2. パスワードは不要になり、再設定の手続きもなくなること
  3. 購入履歴とお届け先はそのまま使えること

既存のお客様からも誕生日などの追加情報を集めたい場合は、Howdyの新規会員判定を「顧客タグ」に切り替えます。タグを持たないお客様に1回だけフォームを表示し、送信後にタグを付けて以降は表示しない、という動きになります。

確認5: 切り替え日と切り戻しの期限はいつですか?

アップグレードから30日以内であれば、従来のお客様アカウントに戻せます。切り替え日は注文が少ない曜日に置き、翌日にログイン・会員登録・購入手続きの3つを実際に試す時間を確保します。

切り替え当日の流れの例です。

  1. 午前: 会員登録フォームアプリの設定を完了し、テーマのアプリブロックを有効にしておく
  2. 「設定」→「お客様アカウント」で新しいお客様アカウントに切り替える
  3. テスト用のメールアドレスで、新規登録・既存ログイン・購入手続きを1回ずつ行う
  4. お客様への案内メールを送る
  5. 翌週まで問い合わせの内容を記録し、フォームの項目やラベルを調整する

よくある質問

Q. 移行の途中で会員登録フォームがない期間ができますか?A. 切り替え前にHowdyの設定とテーマへの埋め込みを済ませておけば、切り替えた瞬間から新しいお客様アカウントのログイン画面で会員登録フォームが表示されます。
Q. 従来のお客様アカウントのまま使い続けることはできますか?A. 現在は使い続けられますが、2026年2月26日に非推奨となり、機能更新とテクニカルサポートは終了しています。最終的な廃止日は2026年後半に発表される予定です。
Q. 会員ページのURLは変わりますか?A. 新しいお客様アカウントの会員ページはShopifyが用意するアカウント用のドメインで表示されます。自社ドメインのサブドメイン(例: account.your-store.com)を接続すると、自社ドメインで表示できます。
Q. 移行作業をまとめて依頼できますか?A. 顧客メタフィールドの作成、会員登録フォームの項目設定、プロフィールページのブロック配置は、Howdyの専任チームが無料で代行します。切り替え手順もご相談いただけます。

新しいお客様アカウントのことなら、お気軽にご相談ください

従来のお客様アカウントからの切り替え手順はご相談いただけます。顧客メタフィールドの作成、会員登録フォームの項目設定、プロフィールページのブロック配置は、Howdyの専任チームが無料で代行します。

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